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             お施主さまは南に面したこの庇が、現在のシングル材でなく、銅葺きだったなら、どれほど素晴らしいだろうと、着想されました。 
       
       銅の一文字葺きの最低必要条件は屋根勾配が3寸勾配(水平方向10に対して垂直方向3)以上である事。 
       
       その条件を満たしたこの庇を、お施主さまの想い通りのかたちに仕上げられるよう、施工していきます。 | 
           
          
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             現状のシングルと板金水きり部材の防水性をそのまま利用する工法を選択します。 
       
       シングル屋根の軒先部分にカラクサという銅板金部材を施工していきます。 
       
       屋根から落ちる雨水がなるべく壁から離れて落ちるように、この部材(カラクサ)を屋根の端に取り付けていきます。 
       
       軒先へ、この部材を取り付けた後、屋根下葺材を貼ります。 
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             屋根下葺材を葺いた上に銅一文字葺きを葺き上げていきます。 
       
             シングル材の段差によるへこみ等の不備が無いよう、事前に下地調整をしておきます。 
       
       釘を見せない仕事(仕上がり時に釘が見えなくなる工法)は、釘穴から雨が入らない工夫であると同時に柔らかい銅板素材を最も美しく見せる工法でもあります。 | 
           
          
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             家の造りにおける洋の東西を問わず、銅はあらゆる場所に馴染みます。 
       
       葺いた直後のきらめきは一瞬ですが、この写真では壁を彩る素敵なアクセントになりました。 
       
       すぐに落ち着いた色合いになり、いずれは緑青を鮮やかに見せるようになる銅板葺きは柔軟に色んな場所に対応します。 | 
           
        
       
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      −施工例あれこれ−   
       
       □銅一文字1 
       □銅一文字2 
       □コロニアル(カラーベスト) 
       □シングル 
       □取り合い収まり 
       □瓦棒 
       □板金小屋根 
       □銅庇 
       □パラペット 
       □レンジフード 
       □じょうろ 
       □あんこ(3種類) 
       □GL鋼板一文字 
       □柄杓 | 
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